転職活動では、履歴書と併せて職務経歴書の提出を求められるケースが一般的です。
では、この2つの書類の役割の違いや気をつけておいた方が良いポイントはどこなのでしょうか。
転職活動を始めるにあたり押さえておきたい、履歴書と職務経歴書の役割の違いや書き方をご説明します。
全て読めば、あなたの履歴書・職務経歴書はグッと良くなり、転職成功への道が開けるでしょう。
2つの書類の役割を大まかにわけると、履歴書は採用担当者が「応募者の基本情報(学歴・職歴など)を確認する書類」であり、職務経歴書は「これまでの業務経験から、応募者の実績・スキルを見極めるための書類」となります。
応募者側から言い換えれば、履歴書は「自身の基本情報を正しく伝えるもの」、職務経歴書は「自身の実務能力やスキルを効果的にアピールするもの」と言えます。
これらを踏まえた上で、履歴書と職務経歴書に記載すべき内容は、以下の通りです。
「履歴書」
人事情報として保管する内容を書く
「職務経歴書」
書類選考に合格できる内容を書く
履歴書、職務経歴書で主に見られている点は、それぞれ以下のようなものが挙げられます。
ここでは、履歴書と職務経歴書の具体的な書き方についてご説明します。
学歴については、義務教育は卒業年次のみ、高等学校以上は入学・卒業年次を記入します。学校名、学部・学科は省略せずに、正式名称を書きましょう。職歴はすべての入退社歴を正式社名で記入し、離職理由も簡潔に書き添えます。最後の職歴の後には「以上」と記載します。
あなた自身の強みやセールスポイント、仕事で活かせる能力などを積極的に伝えます。それを証明するエピソードも添えると説得力が出るでしょう。
こちらの項目についても、どう記載すべきか悩む方が多いのではないでしょうか。ヒントは、企業が知りたい3つの項目を効果的に盛り込むことです。「当社に定着し、長く働いてくれそうか」「強みを活かして活躍してくれそうか」「入社意欲が高いか」に紐づけられる動機を具体的に書くと良いでしょう。
職務要約とは、仕事に携わってきたあなたの人生を紹介する、あらすじのようなものです。100文字程度で簡潔にまとめます。
業務内容は「どこで」「誰に対して」「どんなことをしてきたか」が分かるように書きます。
具体的には、在職期間/ 会社名/ 規模/ 事務内容/ 自分が行った業務内容を記載します。また、会社の規模や実績などは数字で表すと分かりやすいでしょう。
実績・成果を上げるための工夫点や業務において意識したことを簡潔に記載します。
応募先企業での仕事に活かせる資格や経験、技能は必ず記載しましょう。しっかりとアピールすることは大切ですが、長すぎないように気を付けましょう。わかりやすく箇条書きにするのがおすすめです。
「あなたの強みを応募先企業でどんなふうに活かせるか」を積極的にアピールしてください。具体的なエピソードも交えて、簡潔にまとめることをおすすめします。
ここまで履歴書、職務経歴書についてご説明してきましたが、記載に困ったら転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントに登録すると、以下のサポートを無料で行ってくれます。
このように、書類添削だけでなく、面倒な面接のセッティングや給与の交渉などを、転職エージェントは全て代わりに行ってくれます。
そのため、面接以外で企業と直接やりとりすることもほとんどありません。
逆に、個人で転職活動を進める場合は上記をすべて自身でこなさなければなりませんので、転職する場合はできる限り活用するのが得策です。
いかがでしたでしょうか。
履歴書と職務経歴書の違いを正しく理解した上で、目的に沿った記載を行うようにしましょう。
もし記載に困った場合は、転職エージェントを活用することがおすすめです。
登録は無料ですので、ぜひ活用してみてください。
あなたの転職が成功することを祈っています。